2016/11/20 23:53

L&W BurningWorksでは、ウッドとレザー、2つの素材にバーニングを行なっています。

どちらも同じように専用の電熱ペンを使って焼き付けを行う訳ですが、では、2つの大きな違いとはなんでしょう?


今日はその辺りを簡単に説明します!


ウッドバーニングとレザーバーニングの違い


もっとも明確な違いは言うまでもなく素材。

バーニングの基本的な流れとしてはどちらも変わりません。

デザイン製作(または元ネタの準備)
 
下書き(デザインを転写、または直接素材に書き込む)
 
バーニング
 
仕上げ

と言う感じでしょうか。


大きな違いは、バーニングの際のペン先の種類や焼き付ける温度です。


温度の違い

レザーの場合はウッドに比べると比較的低い温度で焼けます。


また、作りたいアイテムにもよりますが、比較的小さなものに焼き付けることが多いです。当然その分焼き付けも細くなる。


なので、先端を細く加工したペン先を使用することが多いです。


↑は前回の記事でも紹介したペン先です。

レザーバーニングの場合は一番右のものをよく使います。

次いで右から2番目。


逆にウッドバーニングの場合は中央の少し太めのものをよく使います。

次いで右から2番目。


左の2本は広い範囲を焼くときやシャープな直線を焼くときに使います。


温度の違いと合わせて、それぞれの素材の焼き方にも違いがあります。

焼き方の違い

レザーは種類や表面処理の方法によっても変わりますが、比較的スムーズに焼けるので、ペンはできるだけ滑らかに動かして、一気に焼くイメージ。

一筆書きに近いかもしれません。

ウッドの場合はこちらも素材によりますが、レザーのようにさっと焼ける訳ではなく、色を濃くしたければそれなりにじっくりとペン先を当てておく必要があります。

ですが、動きを止めるとその部分だけ一気に濃くなってしまうので、常にペン先を細かく動かして、小さな範囲ごとに焼いていくイメージです。


とは言え、レザーやウッドと同じ素材とは言え、種類によっても焼き方や焼き心地は全然変わってきます。

なので、色々な素材で試してみることが重要です。


という訳で、今回はウッドとレザー、それぞれの素材による焼き方や温度の違いに関して説明しました。

もし自分でウッド、またはレザーバーニングをやってみたい!というか違いましたら、参考にして頂ければと思います。


それでは本日はこの辺で!


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